お食い初めの料理、やってみたら簡単に作れました!
お食い初めの料理はほとんど自分で用意!
今回は前の記事に書ききれなかった、お食い初めメニューのレシピを全部公開します!
お食い初めって何??って方は前回の記事をご参照ください。
お食い初め全メニューのレシピを公開!
一汁三菜+αの全品について、レシピを解説しちゃいます!
どれも初めて作っても美味しくできたので、自信のない方も参考にしてみてください。
僕の料理はいつも直感で材料を選び、なんとなく調理し、成り行きにまかせて味をつけるって感じです。
要するにテキトーなので、毎回全く同じ味になるわけではありません。。
僕のレシピを参考にする際は自分で味見をしながら調味料の量なんかを調整してみてください。
主菜:鯛の尾頭付き
こればっかりはプロにお願いしました。
自宅の調理器具だけでは美しい尾頭付きを焼くことは困難だと判断したためです。。
またプロに頼めば飾り付けも華やかにやってもらえるので、簡単にそれっぽさを演出できます!
汁物:はまぐりのお吸い物
汁物ははまぐりのお吸い物が一番簡単です!
何故なら、はまぐり自体から十分に出汁が出るため、他の出汁を事前に取っておく必要がないからです。
材料
はまぐり・・・1パック。8個入りくらいのやつ。
昆布・・・5cm角。形はどうでもいい。
三ツ葉・・・2本。でも4本くらいあると安心。
水・・・500ml
塩・・・適量
1.はまぐりの砂抜き
スーパーで買ってきたはまぐりは、もしかしたら砂が抜けきっていないかもしれません。
調理前に砂抜きをしておきましょう。
まずはボウルに500mlの水と大さじ1杯の塩を入れ、塩を溶かしてからはまぐりを入れます。
で、そのまま暗いところに放っておくだけ!
しばらくすると、はまぐりが顔を出して、キューキューと鳴きます。
このまま30分くらい放っておけば、砂抜きはOKです!
海水と同じ濃度の塩水に入れて暗いところに置くことで、はまぐりは安心して殻の中の砂を吐いてくれるのです。
2.煮込む
適当な量の水に昆布5cm角くらいと砂抜きしたはまぐりを入れ、中火にかけます。
水から煮込んじゃってOKなので、ここもちょっと楽です。
しばらくすると貝が開くので、火を止めて昆布を取り除きます。
白いアクが出ているので、丁寧に取り除きます。
その後、汁を味見して、物足りなければ塩をちょっとずつ足していって好みの味にします。
3.三ツ葉の用意
三ツ葉は葉っぱから10cmくらいのところで切り、葉っぱのところをつまんで茎の部分だけ10秒くらい茹でます。
その後流水で冷まし、茹でてふにゃふにゃになった茎をこんな感じで結びます。
おしゃれでしょ!
完成
器に盛り付けて完成です。
前回の記事に記した通り和食は奇数が良い説があるので、貝は3個が良いと思います。
はまぐりは加熱しすぎると固くなってしまうので、食べる前に冷めてしまった場合にははまぐりだけ一旦取り出し、汁のみ加熱するとよいです。
副菜:根菜の煮物
根菜の煮物は飾り切りが大変なのと、煮込むのにちょっと時間がかかります。
でも飾り切りはできる範囲でやれば良いですし、煮込んでる間は他の作業ができるので計画的に作業を進めればそこまで負担は大きくありません。
材料
にんじん・・・1/2本
蓮根・・・太いものなら5cmくらい。細いものなら10cmくらい。
ごぼう・・・20cmくらい
しいたけ・・・4個くらい
絹さや・・・4個くらい
めんつゆ・・・適量
酒・・・適量
みりん・・・適量
砂糖・・・大さじ2杯くらい。思ってるより多め。
水・・・いっぱい
1.野菜の飾り切り
まずは簡単なごぼうから。
ごぼうは5mmくらいの厚さになるように斜めに切っていけばOKです。
煮物の中ではモブキャラ的なポジションですね。
切った後はちょっとだけお酢を混ぜた水につけておきましょう。
お次はしいたけ、これもまぁ簡単です。
いしづき(軸の硬い部分)を切り落とし、傘にるろうに剣心みたいな十字形の切れ込みをいれます。
しっかり白い部分が見えるように(断面のV字の角度が大きくなるように)切ると、出来上がりが綺麗です。
さて次は蓮根ですが、ここが全お食い初め料理の中で一番難しいところでした。
自信のない人はここは飛ばしてもいいかもしれません。
まずは皮を剥き、8mmくらいの厚さに輪切りにします。
次に蓮根の穴の形に沿うように、周囲の不要部分を切り取って形を整えていきます。
ここは説明が難しいのですが、とにかく写真の蓮根の形になるように切れればOKです。
コツとしては、桂剥きみたいに持ち上げて包丁を入れるのではなく、まな板に置いて刃先で少しずつ切り込みを入れていく方がうまくできます。
蓮根も切り終わったら、ごぼうと同じお酢入り水につけておきましょう。
最後ににんじんは、まず5mmくらいの厚さに輪切りにします。
その後、写真右下のように放射状に5本の切り込みを入れます。
1mmくらいの深さになるよう、V字型に切り取る感じです。
裏側はどうせ見えないので、やらなくてOKです。
その後、写真左のようにさっきの切り込みの淵部分を切り落とします。
綺麗な花びら型になりました!
2.煮込む
まずは鍋にごま油を敷き、野菜を入れて軽く炒めます。
表面に火が通った感じがしたらめんつゆ・酒・みりん・砂糖と野菜が浸かるくらいの水を加えて20分くらい煮込みます。
めんつゆはドボドボドボ、酒とみりんはドボッくらいの分量です。
20分後、軽くアクを取ってからしいたけを入れます。
そこにキッチンペーパーで落し蓋をして、さらに10分煮込みます。
キッチンペーパーの落し蓋はアクを吸いつつ、表面が乾かないで味が染み込むように守ってくれます。
3.絹さやの準備
上と並行して、絹さやを準備します。
別の鍋でお湯を沸かし、絹さやを1分くらい茹でます。
その後流水で冷やし、斜めに半分に切っておきます。
空いてる鍋やコンロがない場合は、野菜を煮込み始める前に絹さやの準備だけ済ませておきます。
完成
綺麗に盛り付けて、完成です!
斜めに切った絹さやは、こんな感じで草みたいに盛り付けるのです。
時間があるなら、煮物は完成してからしばらく冷まして寝かしておくとより味が染み込んでおいしくなります。
副菜:香物
2つ目の副菜、香物は買ってきたものを並べるだけで十分です。
三色くらいあるとキレイなので、色が被らないように買ってきましょう。
主食:お赤飯
お赤飯は、米と混ぜて炊飯器で炊くだけでおいしいお赤飯が炊けるキットが売っているので、それを使って簡単に仕上げました。
普段のお米にもち米を混ぜるとより本格的なお赤飯ができますよ。
おまけ:紅白まんじゅう
なにかおめでたいものを添えたかったので、紅白まんじゅうも用意しました。
材料
ふつうの白いお饅頭・・・2個
食紅・・・1さじ
僕は白いまんじゅうしか手に入らなかったのでこんなことをしましたが、普通に紅白まんじゅうが売ってたらもちろんそれを買うだけでOKです。
1.着色
まずは食紅を水に溶かします。
次に、作った赤い液体を白いまんじゅうにつけていきます。
僕は液体をすくってまんじゅうにちょっとずつかけるようにやってみたのですが、この方法だと色のムラが結構できてしまいました。
多めに赤い液体を作ってその中に沈める感じでやった方がムラなく色が付けれるかもしれません。
完成
乾かしたら完成です!
まとめ
お食い初めの料理をできるだけ簡単に自分で用意する方法のご紹介でした!
簡単にできそうでしょ?
ぜひやってみてください!
盛り付けはセンスが問われる。。むずい。。
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