赤ちゃんの寝かしつけ講座!抱き方と眠りまでの5フェーズを解説!

赤ちゃんの寝かしつけ講座 育児情報

寝るの、我慢しなくていいんだよ…

赤ちゃんは寝ない!

噂には聞いていたのですが、育児で最も大変な作業の一つが赤ちゃんの寝かしつけです。

途中で妙にテンションが上がってしまったり、寝たと思った次の瞬間には大泣きしていたり。。

僕も最初はめちゃくちゃ苦労していたのですが、1ヶ月ほどでだんだんコツを掴んできました。

エンジニアらしく、毎日赤ちゃんの様子を細かく観察しながら様々な抱き方・あやし方などを試して研究を重ねた成果です。

もちろん万人に通用する方法ではないのかもしれませんが、一つの例として参考にできる部分は多いはずです。

寝かしつけの準備

我が家の場合、20:00になったら子供を明るいリビングから暗い寝室へと移動させます。

その後寝室でその日最後の授乳を行い、満腹になったところで寝かせます

暗い寝室で満腹になるだけでそのまま寝てしまうことも多いので、寝かしつけに苦労している方はまずはこれだけでも真似してみてください。

授乳後にも全然寝る気配がない場合は、ここから先の手順に沿って寝かしつけることになります。

赤ちゃんの睡眠までの4つのフェーズ

僕のこれまでの研究によると、睡眠までの赤ちゃんの状態は以下の5つのフェーズに分類することができます。

それぞれのフェーズの特徴と対応方法について以下にまとめます。

フェーズ1.ふんふん期

赤ちゃんが普通のテンションでいるときの状態です。

うちの子はよく「ふーん、ふーん」としゃべっているのでふんふん期と名付けました。

このフェーズでは赤ちゃんを横向きに抱き、細かく上下に揺らしてあげましょう。

あんまり大きく揺らすと赤ちゃんが楽しくなってしまう可能性があるので要注意です。

また、手をジタバタしないよう、自分の体側にある赤ちゃんの腕(赤ちゃんの頭が右側にくる抱き方なら赤ちゃんの左腕)は自分の脇の下に挟み、外側の腕は抱いている手で捕まえておきます。

「あれ?今から寝るの?」と赤ちゃんが気づいたら次のフェーズに移行します。

フェーズ2.わんわん期

今から寝かしつけられることを悟り、泣き出した状態です。

「赤ちゃんにとって眠気とは意識を奪う未知の感覚であるため、怖くて泣いてしまう」という説をどっかで読んだことある気がしますが、どうなんでしょうか。

ほんとは単純に「もっと起きて遊んでたいよー」程度の気持ちかもしれません。

このフェーズでは無理に泣きやませようと話しかけたりはせず、ひたすら無機質に赤ちゃんを揺らしながら空いている手で背中やお尻をぽんぽんしてあげましょう

一定のリズム(♩=80くらい)でやるのがポイントです。

赤ちゃんはだんだん静かになっていき、まばたきが増えてきたら次のフェーズに移行します。

フェーズ3.うとうと期

赤ちゃんが泣き止み、うとうとし始めるフェーズです。

目は開けたり閉じたりを繰り返し、手足はほとんど動きません。

しかしここで油断すると一瞬でわんわん期に戻ってしまいますので、気を抜けないフェーズです。

このフェーズではポンポンするペースを少し緩め(♩=60くらい)、自分もゆっくり呼吸する気持ちで心にゆとりを持ちましょう。

ここは完全に精神論ですが、育児はなんだかんだで精神論な部分も多いので我慢してください。

フェーズ4.すやすや期

赤ちゃんが目を閉じ(あるいはうすーく目を開けた状態で)すやすやと静かに呼吸している状態です。

しかしこの段階ではまだ眠りは浅く、ちょっとした刺激や物音ですぐに覚醒してしまいます。

このフェーズになったらもう揺らしたりポンポンしたりは必要ありません。

ただひたすらに、時が過ぎるのを待ちましょう。

また、このタイミングでベッドに置くときに腕を抜きやすいような抱き方に変えておくと、最後のフェーズで目を覚ますリスクを軽減できます。

赤ちゃんの全身が脱力し、身体が重くなったように感じたら次のフェーズです。

もちろん僕は理系なので「質量保存の法則」とかは知っています。

それでも赤ちゃんが脱力すると、何故だかちょっと重くなったように感じるのです。

フェーズ5.ぐーぐー期

赤ちゃんの脚を触っても起きなければ、このフェーズに入っています。

フェーズ4→フェーズ5の移行には大体10分くらいかかることが多いですが、ここまできたらもうこっちのものです。

あとはそーっと赤ちゃんをベッドに下ろし、布団をかけるだけ。

この際、赤ちゃんは小さな刺激に対して反射的に手を動かしてしまうことがあります。

これは「モロー反射」と呼ばれる赤ちゃんが無意識に起こしてしまう行動なのですが、これによって赤ちゃんの身体が大きく動き、目が覚めてしまうことが結構あります。

そのため、赤ちゃんをベッドに下ろした後はしばらく赤ちゃんの両手が動かないように捕まえておくことで、モロー反射が発生しても赤ちゃんの目が覚めないようにケアしてあげると安心です。

赤ちゃんを起こす時は?

上記とは逆に、熟睡している赤ちゃんを起こすことが必要な場合もあるでしょう。

うちの子の場合、起こすときには掛け布団をめくるだけでOKです。

それでもダメな場合は、脚を触ったり持ち上げたりすると自然に起こすことができます。

ここで部屋を明るくしてしまうと赤ちゃんが完全に覚醒してしまうため、夜中に授乳のため一時的に起こすなどといった場合には避けたほうが無難です。

赤ちゃんの寝かしつけまとめ

寝かしつけは最初は大変ですが、困ったらまずは赤ちゃんの様子をじっくり観察してあげてください。

赤ちゃんが何を求めているのか、だんだんわかってくるはずです。

赤ちゃんの不安を一つ一つ取り除いてあげれば、安心して自然に寝てくれるものです。

それでも体力勝負なので、筋トレもしておこう!

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